気まぐれ日記 04年7月

04年6月はここ

7月16日(金)「会社帰りに映画鑑賞・・・の風さん」
 会社で使っているスケジューラーにはせっせと「有休」の文字を打ち込んできたが、おまじないにもならず、多忙な日々が続いていた。今日は、午前中本社で会議があり、それが終わった後、思い切って「午後休むからね」と宣言した。それで、とりあえず「午後半日有休」となったのだが、ちょっとのつもりが、副社長と話し込んでしまい、あっという間に昼過ぎになってしまった。これで、昼前に済ませておく用事ができなくって午後にずれ込んだ。
 結局、昼食後、本社内を暗躍して歩き、それも終えてようやく社屋外の強烈な日差しの下に出たのは、午後3時過ぎだった。写真屋に寄って依頼してあった遺影写真を受け取り、夏を快適に過ごすために床屋へ行き(床屋ではほとんど爆睡)、すべてが終わったのが、なんと6時であった。
 こういう時刻なら、と前もって考えてあった帰宅路にある映画館に寄って、最後の上映になる「白いカラス」を観てきた。アンソニー・ホプキンスとニコール・キッドマンのラブロマンス(?)だが、ややミステリー風でもあった。時代背景と二人の屈折した心理描写はなかなか難解で、小説で言うなら純文学系だろう。とにかく二人の演技と風貌というか美貌が印象的で、観るに値する作品だった。
 しかし、特筆すべきことは、映画を観ながら自分の感性が激しく刺激されたらしく、取り組み中の作品に使えるアイデアがわんさと浮かんできたことだ。史料の中に埋没しているだけでは良い作品は生まれない。

7月17日(土)「今ごろ『怒濤逆巻くも』出版記念を購入してみれば・・・の風さん」
 久しぶりに寝坊した・・・が、目覚めてすぐ起きられないのはいつもと一緒だ。しばらくおとなしくしていてから体を起こした。
 階下へ降りてダイニング・キッチンへ入ると、新設したアルカリイオン整水器が目に飛び込んでくる。昨年の『怒濤逆巻くも』出版記念で設置する予定だったのだが、多忙のために伸び伸びになっていた。たまたまリビングのシャンデリアが故障して、その修理も必要だったので、電気屋を呼んだ。シャンデリアはインバーターの4蛍光灯式で、4台中2台の安定器が故障したのだ。だいたい10年の寿命らしく、4台とも交換することにした。いちおうインターネットで調べてみたが、容易に入手できる代物でもなかった。しかし、見積もりは2万円とのことで、いっそ本体ごと新調しますかという提案もあったが、だめ、だめ、本体は確か15万円もしたのだ。整水器の方も簡単ではなかった。蛇口とは独立して使用したいので分岐のための部品と、サブシンクに設置するための台を購入する必要があった。おまけに、使用中の蛇口はその整水器が唯一取り付けられない機種とかで、その蛇口もパッキンがゆるんで水漏れしていたので、一式交換することにした。
 それらの工事がすべて昨日完了したので、私は満足すると同時に安心したのだった。
 あらかじめ費用はすべて私が負担すると主張していた。・・・が、工事費の総額は12万円を超えていた。

7月18日(日)「本のタイトルを構文で分析してみれば・・・の風さん」
 新作のための史料調査はほぼ終了している。あとは書くだけである。それなのに、心身含めた体調がイマイチのため、なかなか波に乗れない。
 そのような私を叱咤激励するかのように、楠木誠一郎さんから新刊本が届いた。続けて、2冊もである。どちらも歴史に取材したミステリーものである。
 『お宝探偵団とわがままミカド』(学習研究社 800円税別)と『実朝を殺した男』(実業之日本社 1700円税別)。
 『お宝探偵団とわがままミカド』は、講談社青い鳥文庫のタイムスリップ名探偵シリーズの姉妹編のような感じである。これはいつも通り次女の餌食になるであろうから、彼女にお任せするしかない。
 『実朝を殺した男』は、何となく松本清張風の歴史ミステリのような雰囲気だ。源実朝といえば『金和歌集』の作者のはずだ。高校か大学で『金槐和歌集』を学んだ気がするが、遠い記憶になってしまった。本の帯を読むと鎌倉とか出てくる。つい先日鎌倉文庫を取材してきた私としては、大いに興味が湧く。それと、タイトルが何となく気になる。この構文は何かと同一ではないか! 「目的語プラス他動詞プラス名詞」 これと同じ構文の身近なタイトルと言えば、『円周率を計算した男』!!! この本は次女やワイフに任せるわけにいかない。

7月19日(月)「めまいと血圧の関係・・・の風さん」
 気まぐれ日記を中断していた3週間、もし中断していなかったら、連日、暗い話題が続いたことだろう。
 今朝も、目覚めてから「めまい」で起きられなかった。しばらくベッドでじっとしていて、上体を起こして1分、床に足をつけて1分・・・てな具合にそろそろとベッドを離れた。
 人生循環説を唱える私としては、自然なことのような気もしている。だって、長寿を全うしようとすると、最後は赤ちゃん状態(寝たきり・オムツ)でしょ? 小学校の頃を思い出してみると、随分「めまい」や「不調」を感じていたものだ。でも、当時は空想少年でもあったわけだから、小説を書く環境としては歓迎してもいいのかもしれない。ただ、このままどんどん幼児へ向かって退行していくと、じきに問題児になるな。協調性のない、わがままで、気まぐれな風来坊みたいになるぞ。
 昨日の夕方、やはり体調は大事だと思ってトレーニングには行ってきた。メニューは最小限にとどめておいた。結果は、体重がやや増加していたが、肥満度−1.4%で体脂肪率が17.5%と、体脂肪量は低下していた。BMIは21.7とほとんど変わらず。しばらく故障中だった血圧計は新調されていたのだが、測定結果が少々怪しい。104−66なのである。低過ぎる。・・・もしかして、朝の「めまい」は低血圧? 日中の高血圧を薬で抑えて、朝だけ低血圧だとしたら、この体はややこしい。

7月20日(火)「作家から遠ざかる日々・・・の風さん」
 今夜は「早乙女貢先生の作家生活五十年を祝う会」(於:京王プラザホテル)があり、当初出席連絡をしてあったが、行けなくなってしまった。同ホテルでは早乙女先生の描いた絵画の個展も同時開催されていて、それも拝見したかったし、知人も多く集まると予想され、彼らに会うのも楽しみだった。
 こういった機会を失うと、作家としての自分のステータスを自分で否定してしまったようで、落ち込んでしまう。
 帰宅したら、大野優凛子さんから暑中見舞いの葉書が届いていた。文面から良いペースで活躍していることが感じられ、とても励みになった。・・・そう言えば、29日は日本推理作家協会の総会があって、それも欠席の回答をしてあったのだ(正確に言うと、総会の後の懇親会を欠席するわけだけどね)。そうかあ、あれもこれも遠ざかっているんだなあ。
 自宅にいながら、会社の仕事もしているし、町内会の仕事もしなければならないし・・・(さっき臨時で役員が呼ばれ、結局2時間半近く議論して今帰ってきたところだ)、なかなか思うように執筆できない。

7月21日(水)「走れ、ミッシェル!・・・の風さん」
 連日、猛暑が続いている。こういうときもサマータイムの方が有利ではないかと思う。まず朝の涼しいうちに出社できるのがいい。外歩きの仕事じゃダメだけど、会社内で仕事することが多い人は、日中の暑さは関係ない。これで夕方さっさと退社すると、当然まだ暑熱が残っているから、朝の分は帳消しになってしまう。しかし、さっさと帰れるサラリーマンは稀だろうし、出社時と退社時じゃ、気分が違うよ、全然。
 ・・・てなことをほざいているが、実は、毎日、暑い日中に外を歩いている。触れば火傷しそうなミッシェルを運転して走り回っている。それで、疲れる。自分もミッシェルも(?)。
 あまりの暑さでクーラーをがんがんに入れているので、バッテリーが上がってしまう車もあるらしいが、幸いなことに、最近のミッシェルは問題なく走っている。ここ1ヶ月ほど、エンジンの始動にもたつきがあったし、エンジンパワーにも不安があった。出力低下が目立っていたのだ。ところが、それも感じられなくなっている。以前のミッシェルに戻っている。来月が車検なので点検が怖かったが、問題ないかもしれない。既に走行距離は77000kmを超えた。ドライバーが老化を気にしているので、ミッシェルまでパワー低下してしまうと、ますます落ち込んでしまう。お互いに難しい年頃なのかもしれない(笑)。

7月22日(木)「あれこれやっていても執筆してなければなあ・・・の風さん」
 猛暑が続く中、今日は、三重県松阪市まで出張した。話題の近鉄電車・特急で行った。名鉄の特急よりも特急の雰囲気があったが、揺れが大きかった。肉体的に疲労するような仕事ではなかったが、暑さのせいか疲れた。スーツにネクタイで、おまけにカバンの中にノートパソコンが入っていたから、それで疲れたのかもしれない。
 往復の電車の中で短編を3本読んだ。揺れが大きかったので、少々気分が悪くなった。
 帰宅してメールチェックすると、一昨日の「早乙女貢先生の作家生活五十年を祝う会」(於:京王プラザホテル)の様子をメールで知ることができた。歴史文学賞受賞作家が多く出席したらしい。やはり行きたかった。
 それから、1階のサンルームに設置してあるパソコンに向かって、町内会の資料作りをした。
 これでは、作家に戻れない。

7月23日(金)「はかない存在の鳴海風の巻」
 約3週間ほど気まぐれ日記を休んでいた。その間、ホームページの更新だけを中断していたのではなく、ネット・サーフィンも少し控えていた。自分のホームページをアップしないのだから、当然、自分のページをチェックすることもほとんどなかった。久しぶりにページをアップすると同時に、試しにヤフーから「鳴海風」を検索してみた。そしたら、以前は600前後ヒットしていたページが、150前後に減っていた。しかも、自分のページがトップに出てこない! ???・・・ということは、気まぐれ日記をアップしながら、その都度、自分で自分のページにアクセスしていて、その結果が、検索したときに自分のページが筆頭に出るようになっていたらしい(^_^;)。
 それを裏付ける事実のひとつとして、気まぐれ日記を中断して、心配してメールしてくれたのは天宅しのぶさんだけだった。
 所詮、鳴海風は鳴海風の頭の中のバーチャルなイメージでしかないのかもしれない。

7月24日(土)「どうも暗い話が続くなあ・・・の風さん」
 昨夜も帰宅が遅く、こういうときは、「なぜ仕事をてきぱきと片付けて帰れないのか?」とミッシェルの中で自問自答を繰り返すのが常だ。そうして、家にたどり着くまでに、すっかり落ち込んでしまい、あとは夕食と入浴だけで、貴重な人生の中の1日が終わってしまう。そうはさせじと、昨夜は、途中でコンビニに寄って、ウィスキーとビールを買い、「愚痴でも垂れながら、ワイフと飲むか」とたくらんだが、その夜は、ワイフは友だちと飲み会に出かけていて留守だった。娘が温め直してくれたカレーを食べ終わった頃に、ワイフが帰ってきたので、最寄の駅までミッシェルで迎えに行き、帰ってきてから、風呂に入って、さっさと寝た。
 そのワイフは、今朝目覚めた時、もうベッドにいなかった。地元の総合グラウンドで、ラジオ体操の公開生放送があるので出かけたのだ。
 帰ってくると、非常に感激した様子で、「ラジオ体操のおじさん、子供の頃に聞いた声の人と同じみたいだった!」そう言って、ケータイカメラで一緒に撮った写真まで見せてくれた。「まさか〜?」と言いつつ、ネットで検索してみたら、県の体操協会の副会長で、ラジオの人ではなさそうだった。
 ワイフの夢を破ったりしているものだから、鳴海風も、一瞬にしてネットの世界から消えていくのだろう。

7月25日(日)「一日中何やってんだか・・・の風さん」
 今日こそ執筆に専念・・・とはかない夢を抱いたが、やっぱり夢は破れた。午前中に、作成した町内会の資料に会長の添削が入ったので、その訂正をして(これはすぐ出来た)、続いて、皆が読みやすいようにイラストを入れたりしているうちに、早くも昼になってしまった。
 昼食後、次女を絵画教室に送り、帰りに買い物と図書館に寄って、帰宅してから1時間ばかり執筆をしようとしたが、すぐに次女を迎えに行く時間になり、またミッシェルで外出。
 再び帰宅してから、どうにも体調が悪かったので、週1回のトレーニングに。少し、体重と脂肪が増えていた。トレーニング後の数値は、血圧は低め(あまり信用していない)、肥満度−1.5%で体脂肪率が18.8%だった。それでも、筋を伸ばしたのでスッキリしたあ〜。
 シャワーを浴びてから、夕食前ではあったけれど、サンルームで会社のノートパソコンを立ち上げて、会社の仕事を開始。とりあえず、月曜日にやることを書き出したら、数十項目も列挙された。やれやれ。
 夕食後、本格的に仕事に着手。ある会議の発表資料作りである。なかなか会社では時間がなくてできないのだ。・・・あ、これじゃ、まるで自宅での執筆と一緒だ〜。どこにいても時間のない人だ。
 この仕事が終わったのが午前零時過ぎである。

7月26日(月)「オレは鳴海風・・・の風さん」
 フラフラしながら夜10時に帰宅。ダメだ。昨日蓄えた体力がたった1日でなくなった〜。
 食卓の上を見ると、くるくる巻かれたファックス用紙があった。京都大学附属図書館報「静脩」用の原稿が、ようやくゲラになったのだ。宛名が「鳴海風様」とあり、「ああ、俺は鳴海風だった」と再認識した(笑)。
 もう一つ、献本の包みがあった。「どなたからだろう?」と差出人を確認すると、静岡県の鈴木武雄先生だった。和算史の研究家で、故平山諦先生のご縁で知り合った。拙著、『算聖伝』には、鈴木先生のご研究が重要な役割を果たしていて、大恩人である。
 開いてみると、鈴木武雄著『和算の成立−その光と陰−』(恒星社厚生閣 4500円税別)である。以前から出版のための準備をされていることは知っていたが、こんな重厚な出版社から、こんな立派な本が出るとは予想もしていなかった。実にすごい! 装丁もステキだ。パラパラとめくってみたら、冒頭の部分に、作家鳴海風の『算聖伝 関孝和の生涯』云々、と言及されていた。うれしかった。これを見て、自分が鳴海風だということに誇りを持たねば、と思った。

7月27日(火)「帰宅前・・・の風さん」
 ふと気が付いたら、午後10時を回っていた。し、しかも、自分はまだ会社にいた。「戸締り、お願いします」最後の部下が、そう言い残して部屋を出て行った。(こ、こんな筈ではなかった・・・)
 今夜は、町内会の臨時役員会が9時から予定されていた。私の作成した資料が利用されることになっていた。当然、出席していないし、今から出席できるわけもない。
 明日の資料をプリントアウトしてから、パソコンをシャットダウンした。最近頼りにしているノートパソコンだ。これだけ活用しているとニックネームをつけてやらねばならないか(当然女の子の名前にしよう)。

7月28日(水)「悲しい真実の巻」
 本社に直行した。駐車場から社屋へ向かう途中で、知り合いの女性社員とバッタリ。それほど親しかったわけではないのだけど、弾む話をしながら目的のフロアまで行った。最近の女性は皆元気なので、厚顔無恥になった鳴海風ぐらいがちょうど良い話相手なのかもしれない。ま、とにかく、憂鬱になりかねない通勤時間帯で、少し元気が出た。
 午前中に明日の発表内容について専務の指導を受け、それから勤務先の製作所へ向かった。今日も、日中の最高気温が37℃を超える猛暑である。社員食堂に間に合わないので、コンビニでパンを買って食べた。
 午後も会議が続いたが、気になっていた仕事がいくらか進んだので、少しホッとした。その勢いで、今夜はさっさと帰宅することにした。明日の発表資料は、家で作ろうと決めたのだ。いつまでも会社に残っていると、どんなトラブルに巻き込まれないとも限らない。
 帰りに大型電器店に寄り、前から迷っていた「手首式血圧計」を購入した。何台か動くサンプルがあったので、試用してみて、本物の血圧計に近い動きをするタイプに決めた。
 帰宅したら、本人以上に子供らが大喜びして、さっそく血圧測定大会となった。
 測定精度に若干の不安があったが、私だけ血圧が高く、どうやら購入した「手首式血圧計」の測定値は正しそうだということが判明した。悲しい真実。

7月29日(木)「めまいと血圧の関係?・・・の風さん」
 今朝の1時までかかって発表資料をリファインし、今日も本社へ直行した。・・・が、昨日の女性社員とバッタリ、ということはなかった(^_^;)。
 午前中は、社長以下そうそうたるメンバーの出る会議で、言いたいことを十分に発表することができた。役員の人たちも活発な議論をしてくれて、意義のある会議だったと思う。ずーっと抱えていた悩みのほんの一部分が、少し軽くなった気がする。
 午後も本社で3つの小会議があり、これらは私の仕掛けた実務者レベルの会議で、直面している多くの課題を解決していく具体的な手段になるものだ。すべての小会議に出席すると宣言している私は、今日は、かなりの手応えを感じることができた。こういった実務レベルの活動こそ、私のずーっと抱えていた悩みの大部分を解消するものになる。
 今日は、久々に肩の重荷が軽くなった気分で家路につくことができた。
 夕食後、ソファーに横になったら、「めまい」で天井が回りだした。ヤバイ、と思って、「手首式血圧計」で測定してみたら、正常値だった。変なの?

7月30日(金)「スパイダーマン2にエンタメの本質を見た・・・の風さん」
 昨日で仕事の山をひとつ越えたので、このときとばかり、午後、半日有休を取った。
 昼食後、とるものもとりあえず、バタバタと片付けて退社。台風が近づいているが、暑い。最初の目的地は自宅ではない。車で40分ほどのところにある中古車ショップで、ミッシェルを車検に出すのである。購入から2年、38000km(前のオーナーと通算して77000)走行した。少々不具合が出てきているが、あと2年間は乗るつもりだ。代車のマークUで、有料道路を使って急いで帰宅。
 ワイフと約束してあったので、名鉄で名古屋へ向かった。多忙に加えて体調不良のために、なかなかできない用事が多い。まず、デパートで自分の買い物をした。カジュアル用の靴、太目の革ベルト、Tシャツである。3品で3万円を超えるのだから、贅沢しているなあ、と我ながら思う。それから、少し早めだったが、イタリアンで夕食。デキャンタでワインをとり、料理は4種類。約1時間半かけて、満腹。デザートまで注文できず。これで5千円だから、さっきの買い物よりは安いか。続いて、本命の映画。これは明日が期限の無料チケットがあるからだ。
 「スパイダーマン2」を観た。最初の「1」も観ているので、ストーリー背景はよく分かる。「2」は「1」を明らかに超えていた。超能力を備えてしまったが故に悪と立ち向かうスパイダーマンは、アルバイトをしくじり、大学の講義に遅刻し、恋人まで失う。そのことに悩み始めると、突然、指先から出るはずの蜘蛛の糸までが出なくなる。とうとう、スパイダーマンとの決別を決意して、スパイダーマンのコスチュームまで廃棄する・・・。
 スーパーヒーローによる勧善懲悪物は、それだけでスカッとするし面白いが、こういった人間味を明確に出すことがさらに観る者を魅了する。エンターティンメントにとって必須付帯条件である。
 十分堪能して帰宅した。・・・が、それほど遅くもないのに、「めまい」と不快感があり、さっさと寝た。

7月31日(土)「多忙の1日はダウンで暮れて行った・・・の風さん」
 夕べは早く寝たのに予定時刻に起きられない。
 ワイフに起こされ、ゆるゆると起き出して、ケータイで町内会長に「遅刻」を伝えた。
 今日は、1週間後の「夏祭り」の準備の日なのである。
 変な軌跡をたどる台風10号の影響で、空はどんよりしていて、妖しく雲行きが変わる。
 30分遅れで、集会所へ到着。既に作業が進んでいた。ゴミ箱作りから、用具・備品の準備、電灯類の点検、さらに大変だったのは、新たに設置されたゴミ集積場の整備もしたことである。そのための買い物もハンパでなく、買出しは3人がかりとなった。結局、昼食をはさんで、午後も作業が続いた。掲示板の新調にも着手し、板のペンキ塗りも始めたが、屋外作業は突然の驟雨によって中断された。
 作業はまだ終わりにはならなかったが、午後3時半がタイムリミットの私は(皆さん、ごめんなさい)、会長に断って離脱。
 帰宅し、シャワーを浴び、汗みどろの衣服をすべて着替えてから、電車で名古屋へ向かった。疲労困憊していて、行きの車内でうたた寝してしまった。
 今夜の予定は、お墓の掃除とお参りで名古屋を訪れた辻真先先生とお会いすることである。だいぶ以前からの約束で、お忙しい先生と名古屋でお目にかかるなどめったにないことだ。
 先生の行きつけのクラブへ案内してもらい、約3時間ほどご一緒させていただいた。私は昨夜「スパイダーマン2」を観たが、多忙の先生は、墓参後、私と落ち合うまでに「シュレック2」を鑑賞したそうで、最高の効率で仕事をされる先生の手際の良さを垣間見た気がした。名残惜しかったが、今夜中に熱海に帰られる先生を新幹線の改札口までお送りして別れた。
 帰宅したら、日中の疲労とアルコールの酔いが時間差攻撃で襲ってきて、ソファで寝てしまい、「冬のソナタ」も見逃してしまった。

04年8月はここ

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